【楽譜出版】The Earle Of Oxford's March(オックスフォード伯爵のマーチ) / William Byrd(ウィリアム バード)
表題の楽曲を金管八重奏版(Trpx3 , Trbx3 , Hrnx1 , Tubx1)のアレンジをし、ミュージック・ベルズさんより出版いただきました。
1500年代後半から1600年代前半にかけてイギリスで活躍したルネサンス音楽の作曲家 ウィリアム バードの作品です。
1970年代にフィリップジョーンズ・ブラスアンサンブルが金管十重奏にアレンジした作品が有名で、この楽譜を八重奏にアレンジして、やはり1980~90年代のアンサンブルコンテストで大流行しました。
マーチといっても非常に重厚で高貴な印象の作品で、まさにイギリスの伯爵をテーマとしたことが感じられます。アンサンブルコンテストで使用できるように金管八重奏にアレンジしました。テンポ、アーティキュレーション、ダイナミクスの指定はありませんので、厳かな響きを楽しみながら皆さんのマーチを奏でてください。
【参考音源】
◆フィリップジョーンズ・ブラスアンサンブル
この演奏が全ての始まり。楽曲アナリーゼの基本にしたい作品。
◆カナディアンブラス
金管五重奏なのに十重奏のような響き。これは素晴らしい。五重奏版もアレンジしてみようか。
◆シナジーブラス
これも五重奏。とても個性的だけど凄く音楽的。
◆ブラックダイクバンド
英国金管バンドでも。荘厳かつ柔らかな響きが美しい。
◆イーストマンウィンドアンサンブル
吹奏楽でもアレンジされてるのですね。音楽づくりの参考に。