【楽譜出版】Canzon septimi toni No.2 (第七旋法による八声のカンツォン 第2番) / Giovanni Gabrieli (ガブリエリ)
表題の楽曲をトランペット・トロンボーン八重奏版と金管八重奏版(Trpx3 , Trbx3 , Hrnx1 , Tubx1)のアレンジをし、ミュージック・ベルズさんより出版いただきました。
この楽曲も一つ前にご紹介した第一旋法による八声のカンツォンと同様にかつてアンサンブルコンテストで大流行しました。音域もあまり高すぎないことから中学生も取り組みやすく、かつ全国大会でも毎年のように演奏されていました。
Chor1とChor2の2つのグループに分かれ、時に掛け合い、時に8人で合奏すし、歯切れのよいリズムと流れるようなメロディ、それでいて全ての音が美しく響く。ガブリエリの計算された音響効果が素晴らしい楽曲です。無理のない音域で構成されいてますので、アンサンブルコンテストには勿論、日々のハーモニートレーニングにもおススメの作品です。
【参考音源】
◆トランペット・トロンボーン八重奏版(私がアレンジしたMIDI音源)
この編成で聴く機会は殆どありませんでしたが、音域の幅が広がり非常にダイナミックなゴージャスなサウンドが期待できます。
◆中学生が素晴らしい演奏をしていました!
◆バイエルン国立歌劇場のTp/TbセクションによるZubin Metha指揮による演奏
◆エムパイアブラスとその仲間たちによる演奏。やはりチューバが入ると迫力が凄い!
◆トランペット8人の編成
前半のみですが、全員Schagerlでとても軽やかな演奏。原調より4度上でピッコロトランペットも使用。