【音楽雑感】オーケストラでのラッパの魅力とは
トランペットを初めてン十年。その間ずっと吹奏楽で楽しんできたんだけど、機会あってオーケストラに参加できることに。やっぱり弦楽器があるだけで響きが全然違う。瑞々しいというか、練習でも聴いていて心地よくなる。
先日の演奏会では、オーケストラ初心者にも分かりやすいチャイコフスキーやワーグナー。休みが沢山あるけれど吹くところは存在感いっぱいで一音入魂って感じ。吹きっぱなしの吹奏楽とは違うなぁと思いながら吹いたものの、なんだか通ずるものは感じていた。
次回はブラームス。音源を聴いているとチャイコフスキーと違って、ラッパはティンパニと一緒に伴奏に回る感じで、ちょっと物足りないのではと感じてしまい、つい、先輩に言ってしまったら、このように諭された。
*ティンパニとのアンサンブル、これが面白い。これがオーケストラらしい。
*ドとミとソしか吹かないのに難しい。それが面白い。
*オクターブをきちんと合わせる面白さが魅力。
きっと、これだから吹奏楽上がりは!って思ってられたんだろうなぁ。吹奏楽じゃ、こんなのなかったもの。でも、これが新しい世界。オーケストラの奥深さなんだろうなぁ。これから数か月ブラームスとお付き合いし、先輩が言っている意味を実感できるようになりたいなぁ。どんどん興味が湧いてくる。これだから音楽は辞められない。